朝ドラ「まれ」 あらすじ&感想

朝ドラ「まれ」のあらすじや感想や批評を書きつつ、土屋太鳳さんを応援していきます。

「まれ」第2週(10)2015年4月9日

<広告>

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年4月9日(木)放送

第2週(10)「告白シュークリーム」

あらすじ

6年ぶりに能登に帰ってきた徹(大泉洋)を、希(土屋太鳳)たちは素直に受け入れることができない。翌日、輪島市役所に職員募集の願書を取りに行った希は圭太(山崎賢人)と鉢合わせ、夢について語り合う。父の失敗で、夢を持つことが怖いと打ち明ける希。そんな希に圭太は、怖くても忘れられないのが夢だと語る。数日後、祭りで希たちが担ぐキリコを前に圭太は、漆のはげた部分を自分に修復させてほしいと、祖父の弥太郎(中村敦夫)に頼む。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

希の夢、圭太の夢、一子の夢、夢の話が多いドラマですが、今日は特に多めでした。

夢多き高校生を見ていると「夢は遠い日の花火ではない」というような言葉も浮かんできました。元の言葉は1994-96年のサントリーのCM「恋は遠い日の花火ではない」です。そのCMに出ていた田中裕子さん(当時40才くらい)の顔が、この言葉を思い出させたのでしょうか。

さて、夢を語る希と圭太の能登弁の会話はこんな感じです。

希「ケーキっちゃすげえ。夢っちゃいいもんや。と頭じゃわかっとる。ほやけど、こわい。」

圭太「ほやけど、恐くても、反対されても、離れられんげ、忘れられんさか、夢ねんと思う。」

こんなに強く思えるものに出会うのは難しいと思います。しかし、夢のようなことはこれくらい強く思ってないとうまくいかないかもしれません。

今日の太鳳さん

途中でこんなナレーションがありました。「希は気づいてない、本気で怒っている一徹の心の底も、藍子の複雑な思いにも」

ドラマの主人公は概ね鈍感です。人の気持がわかりすぎる主人公だと話が進まなくて困るでしょう。

というわけで、今日の太鳳さんは、いろいろあるけどグイグイ前に進んでいくという、いい意味で図太い主人公感が出ていました。