朝ドラ「まれ」 あらすじ&感想

朝ドラ「まれ」のあらすじや感想や批評を書きつつ、土屋太鳳さんを応援していきます。

「まれ」第2週(9)2015年4月8日

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連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年4月8日(水)放送

第2週(9)「告白シュークリーム」

あらすじ

スカウトされ浮かれる一子(清水富美加)だが、幼なじみたちは話がうますぎると懐疑的。それでも一子は、絶対に東京に行くと心躍っている。対照的に希(土屋太鳳)は、夢を求めることなく市役所への就職を希望している。そんな矢先、徹(大泉洋)が能登に帰ってくる。6年ぶりに帰宅した徹は、希たちにあの手この手で言い訳を繰り返す。だが藍子(常盤貴子)はそんな徹に対して「今日から赤の他人」と言い放つ。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

希は一子から風のもん(風の人)と言われ悲しくなります。

「風の人」「土の人」を聞いたのは初めてです。調べてみると「地元学」でよく使われる言葉のようです。「地元学」とは、次のようなものです。

地元の人が主体となって、暮らしの中の知恵や経験、資源を調べ、学び、認識することです。「地元学」では地元の人を「土の人」、外部の人を「風の人」と呼んでいます。「土の人」の独りよがりにならないように、「風の人」の視点や助言を得ながら協働で進めます。「土」に「風」が吹いてはじめて気づく地元の良さや個性があるのです。

出典: 環境、産業、生活の調和 - 地元に学ぶ「地元学」|JFS ジャパン・フォー・サステナビリティ

このドラマの基本的な考え方は、この「地元学」に沿っているような気がします。先週の祭りを決定する回での元治の言葉も、「地元学」の基本である「あるもの探し」でした。

今、希は「土の人」になれない淋しさを感じていますが、結局は「風の人」になる道を選びます。しかし、どこかへ行ってしまうわけではなく、能登への思いは続いていくのでしょう。

ところで、徹はみんなを、まこっちゃん、しんちゃん、こうちゃん、と呼び、とおるちゃんと呼ばれています。6年もいなかった人にしては馴染んでますね。

今日の太鳳さん

一子から風のもんと言われてさびしい、圭太から保険ばーっかしの人生が楽しいかと言われゆれる、徹から公務員を否定されて怒りながら少しゆれる、と気持ちがフラフラした感じがかわいい太鳳さんでした。