朝ドラ「まれ」 あらすじ&感想

朝ドラ「まれ」のあらすじや感想や批評を書きつつ、土屋太鳳さんを応援していきます。

「まれ」第15週(87)2015年7月8日

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連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年7月8日(水)放送

第15週(87)「下克上駄菓子ケーキ」

あらすじ

「マ・シェリ・シュ・シュ」の大黒柱である大悟(小日向文世)がギックリ腰になってしまい、希(土屋太鳳)と浅井(鈴木拓)は、大悟の穴をどのように埋めようかと思い悩む。そこへ以前オリジナルケーキをオーダーしにきた男性が再び現れ、大悟ではなく希にケーキを作ってほしいと頼み込む。そのころ、慎一郎(ガッツ石松)と洋一郎(高畑裕太)は漁業組合の旅行で東京へ。そして、洋一郎は思いがけない人と再会する。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

偶然過ぎてわろうてしもうわ

と、一子(清水富美加)が言ってますが、同じ気持ちです。さて、ここのシーンでの洋一郎は、エスパー並に一子の気持ちを理解していてすごいです。衝撃的な再会であったにも関わらず、一子の言葉に的確に返答しています。ただ、的確ではあるものの、思い込み強い内容ではあります。例えば次のようなセリフです。

思ってもおらん悪口ゆうなや

一子のことをわかりすぎる洋一郎に若干の唐突感がありました。お互いの思い込みではなく、丁寧なコミュニケーションをしていたら退屈になってしまうでしょうが。

一方、希も思い込みで大悟に「衰えているのでは?」と伝えます。状況証拠による推測ではなく、事実を元に落ち着いて本人に事情を聴くようにすれば良いのに、と思います。ただ、普通に話せばよいことを、尊敬している人や目上の人には、気を使って、逆に失礼な言い方になってしまうことはよくあることです。

人は思い込みで生きているという事実を思い出させられ、コミュニケーションの難しさについて考えさせられる回でした。

今日の太鳳さん

大悟に伝える役を、皆から押し付けられたところが良かったです。