朝ドラ「まれ」 あらすじ&感想

朝ドラ「まれ」のあらすじや感想や批評を書きつつ、土屋太鳳さんを応援していきます。

「まれ」第19週(109)2015年8月3日

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年8月3日(月)放送

第19週(109)「潮時じゃがいもガレット」

あらすじ

圭太(山崎賢人)が紺谷弥太郎の5代目を引き継ぐことが決まり、親方になるための厳しい修業が始まった。一方の希(土屋太鳳)は、塗師屋を支えるため、圭太の母・直美(藤吉久美子)の厳しい指導を受けている。そのころ桶作家では、元治(田中泯)が塩の袋づめ作業をしながら、考えを巡らせている。そしてその夜、元治は弥太郎(中村敦夫)を呼び出し、酒を酌み交わしながら…。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

希が市役所を辞めるときの博之とのやり取りを見直しました。

新人一人育てるのにどれだけの手間と時間が掛かると思う?お前の給料は市民の税金だ。これまで払ってきた8か月分は、ドブに捨てたということだ。(博之)

世界一のパティシエになって恩返ししますさけ。(希)

このところ、希をパティシエに戻そうといろんな人が心配しています。しかし、このやり取りを見直すと、心配しているのではなく、希に「約束を守れ!」とプレッシャーをかけているように見えてきます。博之をはじめ周りの人たちは、希が女将修行をしていることを、内心どう思っているのでしょうか。

さて、元治が塩田を引退するようです。晴天の中、塩水をまく絵がとても好きなので、見られなくなるのが残念です。

今日の太鳳さん

希自身の問題は無く落ち着いているので、太鳳さんの印象が薄い日が続いています。

「まれ」第18週(108)2015年8月1日

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年8月1日(土)放送

第18週(108)「親心ロールケーキ」

あらすじ

博之(板尾創路)が塗師屋を継ぐと宣言した本当の理由を知った希(土屋太鳳)は、圭太(山崎賢人)に伝えるべきか思い悩む。一方の圭太は、父への対抗心が強烈な後押しとなり、自分で描いた陶胎漆器(とうたいしっき)のデザインを見てもらおうと、連日蒔(まき)絵師のもとに押し掛けている。そして、いつしか圭太の熱意に負けた漆器組合のメンバーたちは1つにまとまり、陶胎漆器のデザインを考え出し…

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

徹はあいかわらず落ち込んでますが、他の二人のお父さん、大悟と博之は大活躍の第18週でした。お二人が上手いのか、楽しい一週間でした。

ところで、博之の作戦が成功して、圭太はやる気を出し、漆器組合のメンバーは圭太を支えました。なんとなくいい話風です。しかし、圭太はともかく、漆器組合のメンバーをだますような手段を取ったのは博之らしくないです。嘘をつかせ、自分のスタイルも変えさせるのが親心、ということなのでしょう。

すっかり塗師屋の女将やな。人のこと心配しとる場合か。こんでますますパティシエには戻られんぞ。(博之)

さて、希はパティシエに戻る気があるのでしょうか。女将として頑張るもの立派ですし、向いているような気がします。

今日の太鳳さん

「パティシエには戻られんぞ」と言われて、「ゆっくり考えます」というときの、謎の余裕が良かったです。

「まれ」第18週(107)2015年7月31日

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年7月31日(金)放送

第18週(107)「親心ロールケーキ」

あらすじ

博之(板尾創路)が塗師屋を継ぐと宣言した背景には、将来市長になることを狙ってのことらしいと、キミ子(根岸季衣)が希(土屋太鳳)に告げた。それを聞いた圭太(山崎賢人)は、輪島塗を利用する人間に塗師屋はふさわしくないと、いったんは諦めた陶胎漆器制作の再開を、再び漆器組合のメンバーに情熱を持って働きかける。輪島塗の将来を考え必死に動く圭太を後押ししたい希は、博之に直談判するため、市役所を訪れる。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

憶測でものを言うな。・・・知らん、全部お前の憶測だ。(博之)

久しぶりの紺谷課長vs津村の感じが見られて良かったです。

能登編は想像していたよりも楽しいです。希は、人を応援する時の方が楽しいキャラクターなのかもしれません。思い返してみると、市役所勤務の時は活き活きしていました。この二三日でパティシエ修行が逆に寄り道だったような気さえしてきました。

主人公としては問題があるキャラクターだと思いますが、そんなドラマがあっても良いと思います。

さて、圭太がいろんな人の掌で転がされて、少しかわいそうです。「まれ」の世界では「思っていることを言わずに、妙な芝居をして伝える」という人がとても多いのでしょうがないです。

今日の太鳳さん

圭太をはげます感じが良かったです。

「まれ」第18週(106)2015年7月30日

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年7月30日(木)放送

第18週(106)「親心ロールケーキ」

あらすじ

弥太郎(中村敦夫)の引退宣言と直美(藤吉久美子)の登場により、いつの間にか希(土屋太鳳)が塗師屋の女将になることで話が進んでしまっている。そんな希に圭太(山崎賢人)は、周囲の意見は気にせずに、落ち着いたらパティシエに戻ればいいと声をかける。一方、弥太郎の引退宣言により塗師屋を背負っていくことになる圭太について、漆器組合のメンバーから弥太郎のもとに、ある意見が持ち込まれる。

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

ほんだらあんた、もしそのパティシエちゅうがに戻ったとして、これからまたなんかあるたんびに、こっち戻ってくるがけ。ほんないいかげんにつとまる仕事なんけ、パティシエっちゃ。(直美)

突然出てきて変な人かと思いきや、すごくまともなことを言う人でした。圭太は紺谷部長夫妻にもう少し教育して貰った方が良さそうです。

さて、紺谷博之部長(板尾創路)、漆かぶれが治り、五代目紺谷弥太郎襲名おめでとうございます。

ほんで希さんはパティシエに戻れますね。・・・希さん、お役御免ですよ。よかったっすね。(亜美)

全くその通りです。

博之が塗師屋になったのは、市長になるためにという話がでました。しかし、希をパティシエに戻すために塗師屋になったと思っていた方が楽しそうです。これまでの発言を思い出すとその線もあると思います。

うろ覚えですが、83話で圭太に、「津村の性格では、結婚するとおまえを応援しようとする。津村と結婚することは、パティシエになることを邪魔することになる。」 という意味のことを言っていたと思います。そもそも希は市役所を辞める時に、世界一のパティシエになって恩返しすると言っていたと思います。約束を守れということなのかもしれません。

今日の太鳳さん

今日は全体的に覇気がなかったです。

「まれ」第18週(105)2015年7月29日

連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」

2015年7月29日(水)放送

第18週(105)「親心ロールケーキ」

あらすじ

横浜から能登に戻った希(土屋太鳳)は、塗師屋での食事の支度や雑用などの手伝いに追われ、さっそく大忙し。同時に、遠距離結婚を続けてきた圭太(山崎賢人)との生活がスタートするが、初めての夫婦そろっての生活はどことなくぎこちない。翌日、修理の器を届けに桶作家を訪れた希は、2度目の自己破産で落ち込む徹(大泉洋)を目にする。心配をしながらも塗師屋に戻った希を、圭太の母・直美(藤吉久美子)が待っていて…

出典:Yahoo!テレビ

感想&ネタバレ

折角パティシエやめてもどって来てくれてんさけな。(弥太郎)

ちごうわいね。親方の調子が戻るまで、しばらくの間だけや。(圭太)

ほうなんか、フランス行けち言われとったがに行かんさけ、やめたんかと思ったわいね(弥太郎)

能登に戻ってきた目的がこんな一時的なことだとあらためてわかり、昨日のシェフの思いと釣り合わないと感じます。突然でてきた直美が、希が塗師屋の女将になるために戻ってきたと思うのは当たり前でしょう。

希は次のように言ってパティシエに戻れば良いと思いますが、そうもいかないようです。

親方の調子が戻るまでの人手不足を補うために戻ってきました。しかし、直美さんと藍子さんという暇そうな方が2人もいらっしゃるので、私はパティシエに戻ります。(想像上の希)

さて、あらためて塗師屋の仕事とは何か検索すると、「まれ」のホームページにたどり着きました。

www.nhk.or.jp

「輪島塗の100以上の工程ごとにいる職人たちを束ね総合プロデュースする仕事」とのこと。紺谷部長の言う通り、若造の圭太には荷が重いです。陶胎漆器という(現時点では)道楽のようなものに専念できなくなりそうです。

今日の太鳳さん

ひさしぶりの桶作夫妻との時間が良かったです。